2012年6月21日木曜日

いそPレポ3


このへんで磯Pの持ち時間は終わり(1時間)。引き続き加藤実さんによるピアノ演奏タイムです。
大河ドラマ関連は以下の4曲。

遊びをせんとや
夢詠み(紀行のテーマ)
アイノラ叙情曲集 吉松隆の世界~4つの小さな夢の歌~(4曲のうち「春」が劇中挿入曲。重盛誕生のシーンなど)
平清盛メインテーマ・ピアノver

生演奏は素晴らしくかっこよかったです。聞き入りました。
特にアイノラ叙情曲集 春(5月の夢の歌)が美しい。
重盛誕生時や血曼陀羅のシーンで流れた曲なのですが、聞いていたら
明子の出産に涙を浮かべる清盛の顔が浮かんできて、そのまま重盛のシーンがぶわっと流れてきました。
明子が倒れて泣く場面、時子になつく所、大叔父上に竹馬を作ってもらうシーン、木登り、真面目にお勉強、
初陣、帰還、そして先週の婚儀まで。
ああ音楽ってすごいな…と思いました。

「遊びをせんとや」の曲のあと、磯Pが「藤本さんは、全ての登場人物に「遊びをせんとや…」のテーマを描こうとしています」
さらりと言われましたが、すごい台詞だと思いました。
こういう信念を持った人が脚本を描いているというのは幸せだなあ。

************************

最後に質問コーナーがあったので、ツイッター企画どうでしたか?と聞いてみました。
すごく好評だった!そうです。視聴者からもですし、社内でもよく声をかけられるとか。
もともと大河ドラマは難しく、昔は父親などに解説してもらいながら見ていたのが
時代が変わって、今はパソコンを前に調べながら見ている。
そしてこちらに質問を寄せてくださるので、それならばこちらも調べたことをお出ししよう、と。
ツイッターで情報を共有しながら見るというのは、テレビの新しい見方なのではないかと思っています。

************************

以上でした。で、このあと交流会~という感じの流れだったのですが
磯Pのもとには入れ替わり立ち替わりでご挨拶の方がいらっしゃって全然始まりそうになく、
のんびりとお茶しつつ待っていたら、会場の方が「ゲストさん(いそP)に質問していただいていいですよ」と
誘導してくださったので、今日およびこの大河を作ってくれてありがとうという御礼を申し上げつつ
「スピンオフや未公開映像を見たいんですが、その可能性を高めるためにはどうしたらいいですか?」と伺ってみました。
(しつこいとお思いでしょうが私は見たいんです…)

いそP「未公開映像って、放映してってことですかね?」
私「いやそこまでは。DVDとかの特典映像に入れていただければ嬉しいです。こういうのってプロデューサーの方が決められるんですか?」
いそP「いや、ご意見をお伝えはしますけど、僕に決定権はないです」
私「そうなんですか?」

(本音:美浜のセミナーで「DVDに未公開映像入れて!」のリクに「わかりました!」って
 言ったんじゃないのかーーーいそPーーーー!!!

いそP「編集段階でカットされているものですと、背景の合成もしていないし音も入っていない。素材の状態のものを商品にするためには時間も予算も必要です。
それを出してくれるかどうかはNHKエンタープライズが決めることなんですよね…」
私「なるほど(言われてみればそうだ…撮影済んでんだから出せやと思ってたけどまだ素材なんだ、それ!)
いそP「でもNHKエンタープライズも、録画機器が普及したこの時代にどうやってDVD売るか色々考えてはいるので」
私「こういう特典つけないと、買わないぞ!と、NHKエンタープライズに言うのが、もしかしたら」
いそP「いいかもしれませんね」

ここで他のご挨拶の方がお見えになったのでスピンオフについては聞けず。
美浜のセミナーで「DVDに未公開映像入れて!」って言われて、「わかりました!」って言ったんじゃないのかーーーいそPーーーー!!!と思いましたが
なんというか、お金も時間もかかるから、予算を出してくれる販売元にリクエストしてね!というのは、ごもっともでした。
というか、やっぱりそれしかないのか。


この後交流会があったのかもしれませんが、もうさすがに聞けまい…と思ったので退散しました。
落ち着いたムードの会でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。