2012年8月26日日曜日

(衣装展示メモ)

旅行記とはあまり関係ない、衣装展示についてのメモです。
平安期の衣装の基礎知識がほんとにないので、読み方の違い・勘違いなどあれば
ぜひ教えてください。


<神戸のドラマ館>



<清盛・高平太ver>
薄青色地立涌に 鳳凰丸菊丸織小袿 朱裏高下駄
(うすあおいろじたてわく に ほうおうまる きくまるおり こうちぎ しゅうら たかげた)


<白河院>
黄朽葉色唐草鳳凰織物裘代
(きくちばいろ からくさ ほうおう おりもの きゅうたい)

<時子>
朱鷺色地花筏柄麻小袖に褶
(ときいろじ はないかだがらこそで に しびら)

<常磐御前・15話>
裏草色地唐草鳳凰織物袿に 若草色織型地単衣
(うらくさいろじ からくさ ほうおう おりもの うちぎ に わかくさいろ おりがたじ ひとえ)

<滋子>
青朽葉色地染浮線文様紗袿 群青色単衣
(あおくちばいろじぞめ ふせんもんよう しゃうちぎ ぐんじょういろ ひとえ)

<忠盛>
小豆色地破れ卍崩柄麻直垂
(あずきいろ じやぶれ まんじくずれがた あさひたたれ)
+松葉の弓懸、黒金五骨扇(※1)

<宗子>
桜色紋紗袿
(さくらいろもんしゃうちぎ)

<家盛>
深川鼠色地銀吉柄麻直垂
(ふかがわねずみいろじ ぎんきちがら(?)あさひたたれ)
+折烏帽子

<義朝>
藍鼠色地桐唐草織物狩衣
(あいねずみいろじ きりからくさ おりもの かりぎぬ)
+髭切の太刀

<兎丸(小物展示)>
兎毛皮肩当・尻当/柿色瓢箪付胴〆/金箔烏羽根付半首
(うさぎけがわかたあて・しりあて/
 かきいろひょうたんつきどうじめ/
 きんぱくからずばねつきはっぷり)

<鱸丸>
黄土色地芝柄袖無小袖
(おうどいろじ しばがら そでなしこそで)

<義清>
臙脂色変わり久留子菱柄麻直垂
(えんじいろ かわりくるすびし あさひたたれ)

<信西>
香色地紋紗狩衣に香地紬指貫
(こういろじ もんしゃかりぎぬに こうじ つむぎ さしぬき)

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<音戸の瀬戸ドラマ館>



<忠盛>
鼠色地雲菱柄麻直垂
(ねずみいろじ くもびしがら あさひたたれ)

<清盛>
土色袖無着物 山鳩色ドンゴロス括袴
(つちいろそでなしきもの やまばといろ どんごろす くくりばかま)
※ドンゴロス【意味】《dungareesから》麻袋。また、麻袋を作る目の粗い厚手の布。梱包天幕などにも用いる。(goo国語辞書より)

<堀河局>
(メモ紛失)

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<宮島・平清盛館>



<雅仁親王>
赤狩衣
(あかかりぎぬ)

<清盛>
(メモ忘れ)

<常磐>
(メモ忘れ)

<明子>
水色地唐花紋菱柄麻小袖に褶 ※メモが判別できませんが多分そう
(みずいろじ からはなもん ひしがら あさこそで に しびら)


小物は各館にちょこちょこあり。
メモここまで。



<旅行記5日目 広島&壇ノ浦>

5日(広島&壇ノ浦)
朝 広島 → 厳島神社・宝物館・平清盛館・平清盛神社 → 壇ノ浦へ移動 → 昼 下関着 → 壇ノ浦・門司散策 → 夜 東京着

朝8時、JR広島駅から宮島へ。レンタサイクルで厳島神社・宝物館・平清盛館(宮島歴史民俗資料館内)・清盛神社見学。
ちょうど月例祭(?)の祭事をしていました。
神事が帝の仕事であり、帝が政治のトップであることを考えると、「まつりごと」の意味がなんとなくわかるような気がしますね。

こんな超有名観光地をわざわざレビューすることもなかろうと思うので飛ばしますが
大河好きの場合、美しい社殿を歩いていると、脳内で大河キャラが喋り出して面白いのではないかと…。
私の場合、盛国が「すばらしいものが出来ましたな、殿…!(感涙)」とか言い出したり
兎丸が「おもろい!!海の上に鳥居とは、おもろいやーん!!」などと言い出しました。





ひろしま清盛(フェミニン)もそれなりにいます。駅前にもちゃんと大河のポスターが展示してあります。






<清盛神社>


平清盛館から徒歩5分くらい。知らない内に神様になっていた…。

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【山口県&福岡県(壇ノ浦)】

最後は2県の間にまたがる壇ノ浦です。
JR下関(山口県)とJR門司(福岡県)ゾーンですが、JR下関前で下車したところ
どうも大河ドラマというよりか、今年は巌流島400年記念だそうで、そっちが強かったです。
駅構内に観光案内がありますが、清盛マップ的なものはないので、普通にレンタサイクル用の地図を貰って
駅前で自転車を借りて史跡方面へ向かいます。レンタカーもあり。なお、レンタサイクルは8時までです。(坂出より夜が遅い)


駅周辺の海は「どうも!北九州工業地帯ですッ!!」という顔をしています。
音戸や宮島が、想像力をかきたてられる場所だったギャップもあって
相当に想像力を働かせないとこの海の下に都は見えないぞ…と、初っぱなちょっとくじけかけた。
自転車で15分くらい走ると赤間神社があり、この辺までくると工業地帯の顔が薄れてきます。


<赤間神社>
所要時間…宝物殿含めて30分 境内参拝自由 宝物殿は17時だったような…
お手洗い…あり
駅から…JR下関駅から自転車で15分







ここはちゃんと大河大河していた。(しかし人はいない)逆に言うと下関で大河ポスター見たのはここと駅くらい。







平家一門の墓。なんとも言えない気分になりました。



神社から見下ろすと、壇ノ浦の海が見えます。



ここで面白かったのは宝物殿。
平家一門の肖像画や、源平絵巻の屏風(各場面について簡単な解説付き)などがあり、飽きません。
展示品の美術的価値は私には分かりませんが、壇ノ浦でこれを見る!ということに意味がある気がします。



<みもすそ公園>
所要時間…ふらっと見て写真撮るだけなら5分
駅から…JR下関駅から自転車で20分




<コメント>
赤間神社から、海岸の細い道を走っていくと急に見えてくるのがこの像。
公園というか…ロードサイド?という感じでした。車の中からでも見えます。
「義経」での役者さん(義経=タッキー、知盛=阿部寛)の手形もあります。
奥の橋は関門自動車道。この下を人道が走っており、自転車も渡れるというので行ってみました。
エレベーターで地下まで降りて、歩いて壇ノ浦の海を渡ります。




平家一門の鎧や遺骨が、たとえば海底にわずかに残っていたとしても、工事の時に塵芥と一緒に埋められるんだろうなぁ、
そういうのが積もり積もったのが歴史で、言葉どおり、その上に今があるんだなぁとかぼんやり考えた。




なぜ門司(福岡県)側に渡ってからのことも書くかといいますと、こっちの方が静かで、浸れたからです。




お天気も回復して、この波の下なら都もあるかな…と思えるような景色に。
駅までサイクリングロードがあり、海沿いにベンチなどもあったので、自転車を止めて座って、少しだけ平家物語を読みました。
暑かったですが、こういうのは一人旅の贅沢だなと思います。

神戸のドラマ館のパネル展示にて、脚本・藤本有紀氏が
壇ノ浦での平家一門の壮絶な散り様を評して「これは敗北ではないのだ」と言わんばかりの…と記していましたが、
ドラマの最終回を、果たしてどんな気持ちで見ることになるのか。
今から少し寂しい反面、とても楽しみです。



JR門司駅まで自転車で15分。そこから関門連絡船に乗り、海を渡り、唐戸桟橋からJR下関駅へ。
そのままJR小倉駅経由で、新幹線で東京まで。土曜の深夜0時半に帰宅でした。
くたくたでしたが、とても楽しかった!トラブルもなく、本当に快適な旅でした。
大河ドラマという1年間のお祭り騒ぎ、十分に堪能させていただきました。感謝です。



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・旅まとめ
ツイッターで実況しながらの一人旅だったのもあって、フォロワーの皆様が構ってくださったり
いろんな情報をくださったりして、非常に楽しかったです。
時間が足りず、近くまで来たのに行けなかった場所なども多くありますが
またおいおい辿ってゆければ、と思います。

おつきあいいただきありがとうございました。

<旅行記4日目 広島>

4日目(広島)
朝 広島 → 音戸の瀬戸・平清盛館 → グリーンピアしらみね・清盛海のみち展 → 宮島・厳島神社 → 夜 広島泊


【広島県】
ひろしま清盛>キャンペーン開催中。駅の観光案内などにパンフレットがあります。
名所も多く、観光列車も走っています。土日限定フェリーなどもあり。
観光ポイントは前述なので、観光ルートを少しご紹介。

JR広島駅→「清盛マリンビュー」に乗ってJR呉駅まで


車体は「せとうちマリンビュー」なんですが、先頭車両に清盛くっついてます。
2両編成で、1両は指定席。テーブル有のボックス席で、家族連れが多かったです。

→呉駅からバス25分「音戸渡船」下車


ここが渡船の待合い場所。

桟橋に出て待ってると、おじちゃんが船で向こう岸から来てくれます。



すばらしい景色。これだけでも来た甲斐あったわぁと思います。

→< 平清盛 音戸の瀬戸ドラマ館(おんど観光文化会館うずしお内)
館内については前述。なお、近くには清盛日招像もあるそうですが時間がないので割愛しました。

→渡船およびバスでJR呉駅へ→JR安浦駅→無料シャトルバスでグリーンピアせとうちへ
→「清盛 海のみち展」(グリーンピアせとうち内)
→グリーンピアせとうち→タクシーでJR安浦駅→JR宮島口駅→フェリーで宮島へ

宮島到着が19:30くらいだったので、ナイトクルーズのみ参加して帰宅。
所要時間約20分。


駅近くの桟橋から、こういう船に乗りまして



大鳥居の下を船でくぐったりなどしつつ


みんな一生懸命写真を撮るんだけども、暗いので出来上がりにがっかりするというイベントです。
鳥居も社殿も本当にきれいです。そして夜空の星が美しい。



→フェリーとJRで広島駅へ。宿泊。

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・4日目まとめ
呉でもらったパンフレットで、唐船見物が出来るという広告を見つけたことと、ちょうど船に乗れる期間だったこと、
一人旅で予定変更が効いたこと、グリーンピアの受付の人が色々と親切だったこと、
そして唐船ゾーンが比較的すいていて、スタッフさんとお話ができたこと、
大河を担当していた方から更に色々な話を聞けたこと、などなど、数え切れないほどの幸運と巡り合わせで、非常に印象深い日となりました。
いい日でした。というか、沢山の方に、いい日にしてもらいました。
ありがたや。

<旅行記3日目 神戸&坂出>

3日目(神戸&坂出)
朝 神戸 → 神戸de清盛ドラマ館 → 神戸de清盛歴史館 → 能福寺(平清盛廟) →  坂出へ移動
昼 坂出 → 雲井御所跡 → 白峰宮(明の宮) → 八十場の湧水 → 白峯寺 → 夜 広島泊


【兵庫県】

神戸de清盛2012」と銘打って、大々的に観光PRをしています。
かなり力が入っていて、公共交通機関とタッグを組んだ1dayパスがあったり、企画があったりと、なにかと派手です。
清盛も派手な顔をしている。(イケ盛である)
主要駅などでパンフレットは手に入ります。私は神戸市営地下鉄を利用しましたが、まぁ柱という柱に清盛清盛です。観光客なのでうれしい。



盲点だったのは、三宮駅と神戸市営地下鉄の乗り換えが以外と長くて遠いこと。乗り換えは余裕を持ってorJR神戸駅をおすすめ。

ワンデーパスは窓口で買えます。








< ハーバーランド会場ドラマ館> <※大輪田泊会場歴史館> については前項参照。

能福寺
所要時間…10分もあれば 境内参拝自由
お手洗い…あり
駅から…神戸市営地下鉄「中央広場」徒歩8分(=歴史館から8分)

<コメント>
清盛が剃髪出家した寺、住職が清盛の遺骨を持ち帰った寺…ということで、平相国廟がありますが、一般的には「神戸大仏」かと。
大仏メインで、廟はおまけ程度という印象です。スッとお参りして済む気がします。お賽銭箱とかないですよ。



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【香川県】
清盛関連ならば崇徳院巡りになると思います。
JR坂出駅構内に観光案内があり、崇徳上皇めぐりマップが配布されています。
坂出市観光協会のWEBサイト(http://www.kbn.ne.jp/home/kankou/)から、PDF版もDLできます
この地図が面白く、かつ非常に役立ちました。ただ道はかなり省略されているので、詳細地図が別途必要です。

また、地図上では近くてもかなり距離があり、なおかつ白峯寺は山の上なので、レンタカーがないと辛い旅になります。
レンタカーはJR系列が1店、駅前に2店あるそうです。参照→http://www.kbn.ne.jp/home/kankou/koutulink.html
なお、坂出のレンタカーは19時までの返却です。 
つまり車を使えるのは実質18時半くらいまでなので(給油&返却時間があるので)、早めの観光をおすすめします。



観光案内こんな感じ。常駐スタッフさんがいらして丁寧に教えてくれます。
「崇徳院巡りツアーはもう秋までいっぱいなんだよねぇ」とちょっと嬉しそう。
自分としてはここにNHKうどん局支部がほしいところ。あのサイトの内容をまとめてほしい。



<雲井御所跡>
所要時間…5分 参拝自由
駅から…車で約10分

<コメント>
坂出駅から白峯御陵までの間にあります。綾川を渡ってすぐ左手に看板があるので分かりやすい。
土手に下りる道があるので、そのへんに車をとめて右下方向をみるとあります。田圃の中です。ちょっとびっくりします。


画面左側の看板に雲井御所の解説が書いてあるのですが、その中の一説にちょっと萌えっとした。





上皇様…うずら飼ってたとか、あの、めっちゃ可愛いんですがどうしたらいいんですか…。


<白峰宮&八十場の霊水>




<白峰宮>
所要時間…参拝だけなら10分くらい? 参拝自由
駐車場…8台程度

鳥居にはちゃんと崇徳天皇と名前が入っています

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<八十場の霊水>
所要時間…のんびり食べて15分 夕方まで営業(季節による)
駐車場…2カ所あり(案内看板あり)
おみやげ…ところてん持ち帰り有 冷蔵不要で日持ちするそうです






<コメント>
ぜひ食べてみたかった八十場のところてん。井浦さんも食べたそうな。
単純にところてんを食べに来たっぽい家族連れなども多かったです。
味は3種類ほど。その場でムニューとしぼってくれます。
崇徳院についての案内看板と碑もあります。

<白峯寺>
所要時間…?分 閉門17時
駅から…坂出駅から車で約30分程度

<コメント>
白峯山の近くまで来ると、大きな看板が道沿いにいくつもあり、山に入れば一本道のため、迷いません。
山道は舗装されていて走りやすく、カーブは多いものの、恐いと思うことはありません。
でも時間かかります。ところてん食べて出発したの4時だったのですが着いたら4時半でした。(途中でかなり道に迷ってますが)

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<白峰御陵>
所要時間…?分 (ご挨拶するだけなら数分程度です) 自由参詣
駅から…坂出駅から車で約30分程度 白峯寺駐車場から徒歩5分

<コメント>
白峯寺の方に「御陵は門を出て西行の道を下っていくとありますよ」と教えていただきました。



ちょっと階段下ります。この道は青海神社まで繋がっています(つまり白峯山の登山道)



ほどなくして宮内庁看板があり、すぐ左に御陵への階段が見えます。(奥に見えるのが階段です)
段数数えてみたら約100でした。93段くらいだったかな。



登り切ると御陵。緑深く、周囲に何もなく、音もせず、ひたすら蝉時雨が降り注いでいました。
感じることはそれぞれだと思いますので、あえて書かずにおきます。
ちなみに、夏で草木が生い茂っているからなのかもしれませんが、御陵からは海が見えませんでした。

御陵を下りるとこんな石碑が立っています。

「西行のみち」なので、西行の歌が。

新院の「瀬をはやみ~」も。


青海神社から登ってきた方はこういう風景を見ることになります。左手奥に御陵。





御陵から少し車で下ったところに、非常に見晴らしのいい場所がありました。





きれいに補正できませんでしたが、とにかく空と海が美しかったんです。もっときれいだった…。


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・2日目まとめ
神戸の観光客迎え慣れっぷりも、坂出のしっとりした感じも、どちらも良かった。良い日でした。
神戸のドラマ館にいたおねーさんたちが凄く楽しそうでノリノリで、普段絶対に買わない記念写真を買いました。
あれよ…一人旅で記念写真買うのってほんとなんというかあとでいたたまれないのは分かっているんですが
気持ちよくお金を落とそう!みたいな気持ちになれます。市長がなんと言っててもな。

そして白峯御陵から見る瀬戸内海は本当に美しかった。写真では半分も伝わらないと思います。本当にきれいなところでした。
山を下りてからも少し史跡巡りをしようと思っていたのですが、あまりにきれいだったので
もうあとは上皇様の愛した坂出を愛でて帰ろう!みたいな気分になって、海沿いをドライブして帰りました。

ところで不思議なことが一つ。
御陵で上皇様にご挨拶して、「おやすみの所すいませんが一枚だけ写真を撮らせてください」と言ったにもかかわらず
色々と撮りたくなってしまって、シャッターをパシャパシャしていたら、何の前触れもなくデジカメの電池が切れてしまいました。
で、ああ、上皇様が「あまり撮るでないよ」と言ってるんだなぁ…すいませんでした、と思って御陵を降りたら、電池が復活。
ちゃんと歌の碑も撮れましたし、山から見る坂出の町と海や、夕暮れの瀬戸内海も撮影出来ました。
今思うと、「あまり撮るでないよ」というのに加えて、「そろそろ電池が切れるゆえ、宿の近くで換えの電池を買っておくがよいぞ」
という、優しいお知らせだったのではないか、と思います。



<旅行記2日目 京都>

2日目(京都)
朝 京都 → 保元・平治の乱散策 → 六波羅巡り → (神戸に行こうとして雨で足止め) → 蓮華王院 → (東福寺) → (京都の友人宅) → 夜 神戸泊

【京都府】

京都は本当に幾らでも見る場所があり、全く絞り切れませんので、巡った場所のみご紹介いたします。
また、観光パンフレットは京都駅観光案内ほかで配布しています(私は宿でもらいました)

京都清盛観光ナビ> http://kanko.city.kyoto.lg.jp/kiyomori/kiyomori-navi/
このサイト見ておけば間違いないかと。(知らなかったので見てません)

私が観光に使ったのはこちらのサイト。

平清盛の京を歩く
駅や宿に観光パンフレットがおいてあります。WEBからもダウンロードできます。
サイトだけ見ても面白いと思います。新旧重ね地図なんてわくわくします。(というかWEBサイト見てから京都行けばよかった)
歩く、とありますが、エリアが広いのでレンタサイクルがおすすめ。
歩行兵の気持ちになれるので歩くのもいいと思いますが、時間が足りません。


このような感じの地図があります。
これは平治の乱の解説地図で、烏丸御池から三条東殿→信西屋敷跡→待賢門跡→一本御所跡のように歩いてみました。遠かった…。



こっちは保元の乱の地図。解説も丁寧。なにせそうやって書いてくれないと、各ポイントがほんとに普通の路地だったりするので。


重盛VS義平のヘイヘイヘイ跡地だとか(通りの名前から判断してここ)




白河北殿まで攻めてきた清盛一行が為朝の強弓でびびったであろう場所だとか



三条東殿(ごっしー、義朝にさらわれるの巻)のようにちゃんと碑が立っているほうが珍しい




一本御書所跡なんてちゃんとしすぎてて感動したよ!





<そのほか有名どころ>
六波羅密寺…宝物殿にて、教科書でよく見る平清盛像が見られます。お隣に空也像もあります。売店で「六波羅限定!NHK公認!平家紋蝶ガーゼハンカチ」を売ってました。滞在時間15~30分。






三十三間堂…言わずと知れた蓮華王院。梁塵秘抄の展示がありました。字が個性的(柔らかい表現)だったので驚いた。
大河ドラマ見てから行くと、狂喜乱舞した挙げ句に、「仏が千体…!ぞくぞくするのぅ…!」と打ち震えるごっしーの幻が見えます。

法住寺陵…後白河帝陵。蓮華王院のすぐ近くなので、必ず行くべしです。私は行ってないですが…ほんと近かった。行けば良かった。

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・2日目まとめ

京都で1日時間をとれば、もう少し回れます。私は雨で足止めされたのと、友人と会ったのとでこのくらいでした。
早朝は雷雨がひどく、どうなることかと思いましたが、傘の必要のない天気になってよかった。
が、調子に乗っていたら京都で時間を使いすぎてしまい、あわてて神戸に移動しようとするものの
快速が止まっていて、清盛関連施設の開館時間に間に合わないことが判明し、結局京都へ引き返す…という目にも遭いました。
後白河が「わしの蓮華王院になぜ来ぬ!!!」と言ってんだなぁ、仕方ないなぁと思って諦めましたが、蓮華王院よかった。
そして結局ごっしーの我が儘で割を食ったのは坂出巡りでした。つまり崇徳院…。

<旅行記1日目 愛知>

ドラマの要素は一切ありませんが、大河ドラマの放映にあわせて色々な企画や観光案内がなされていました。
巡った順にご紹介+簡単な旅行記なども。

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1日目(愛知)
昼 出発→ 夕 野間大坊(義朝・正清墓)・熱田神宮 → 夜 京都泊


【愛知県】
源氏ゆかりの地が幾つかありますが、あまりドラマで盛り上がろう感はありませんでした。
名古屋(または金山)で乗り換えて、知多半島の先の方まで行きます。

<野間大坊>
所要時間…15分 境内参拝自由
お手洗い…なし
駅から…名鉄「野間」より徒歩12分 タクシー常駐なし(駅に看板が出てるので呼べば来ます)
コインロッカー…なし。駅にもなし。金山か名古屋で預けるのが吉。



<コメント>
義朝・正清・池禅尼の墓あり。駅からの道中、「長田忠致邸跡」「はりつけの松」の看板があります。松まではちょっと歩きます。
境内参拝自由。事前に予約すれば義朝の絵(?)など見せて貰えるそうです。お寺ではなく、教育委員会から貸し出してもらうそうな。
名古屋から往復するとトータルで3時間は見ておきたいところです。
また、駅周辺には何もありませんが、義朝公墓というのぼりと、野間大坊という看板がありますので、迷わず行けると思います。



こんな感じなので、のぼりに従って歩きさえすれば大丈夫です。迷わず行けると思います。行けるよ!!



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<熱田神宮>
所要時間…?(広いので人によります) 境内参拝自由
お手洗い…神宮内に数カ所
駅から…名鉄「神宮」より徒歩1分

<コメント>
由良御前ゆかりの地、と言っても史跡等はなかったはず。森が深い緑で、ああ由良御前のイメージカラーを緑にしたのはこういう理由かーと思います。
神宮内のきしめんがおいしいらしい(フォロワーさん情報)。

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・1日目まとめ
ちょうど野間大坊に夕方に着いたため、住職さんが義朝&鎌田夫婦の迎え火と読経をするところに立ち会うことが出来ました。
が、個人客が2名いらして、しかもそのお二人もばっちり読経していたので、個人的な迎え火をここでしているのかと思い
同席するのを遠慮して、ちょっと離れたところで一段落するのを待っていたのですが、あとで聞いたら「義朝公と鎌田夫妻の迎え火ですよ」と。
それなら一緒に手をあわせておけばよかったなーと少し後悔しました。
毎年迎え火をやってるのでしょうか。それはそれで凄いことですね。

<2ー2 大河ドラマ「平清盛」公式じゃないけどドラマ寄りの展示>

清盛 海のみち展」

おすすめ度…★★~★★★★★(※別途記載)
所要時間…30分
お手洗い…ホテル内
駅から…JR安浦から無料シャトルバスで約12分。ホテルで宿泊券を購入し、ホテル内シャトルバスで5分。JR安浦駅とホテルはタクシーで約1400円。
      JR呉駅からレンタカーで約1時間。(レンタカー利用の場合の最寄りは呉です。そこから先の駅にレンタカーはないです)
コインロッカー…なし(ホテルで預かってもらえるかも?)

<コメント>
1部の海シーンロケが行われた「グリーンピアせとうち(呉市の公共の宿)」にて
海賊船セット公開(唐船が桟橋にどーんと置いてあります)、写真パネル展示などが行われています。
NHKエンタープライズと契約したイベントではないため、ロゴの仕様や小道具展示などは一切ありませんが
ロケ中の写真、役者さんのサインなどを見ることが出来ます。
施設内の1部屋なので、そんなに見る時間は長くかかりません。
交通の便が悪く、ホテルまで行くシャトルバスも1時間に1本、園内シャトルバスも30分に1本なので、公共交通機関を利用する場合、時間調整が必要ですが
あの海賊船&倭船が見られる!という点では非常に面白いです。
また、撮影に使用した倭船がホテルの目の前に置いてあり、料金不要で見られます。
(音戸では目玉品だったのに、この扱われよう!)

★が1~5なのは、イベント開催期間中か否か、大河担当のスタッフさんに会えるか否かでかなり評価が割れると思ったからです。
私が行った時は、海賊船に乗船できるイベント期間中だったので、海賊船に入ることが出来ました。
写真撮り放題、セット触り放題のうえ、船の上から柏島(ロケで使った無人島)が見えて、かなりテンション上がります。

写真を数枚。

バスを降りて桟橋方面へ。これを見に来たくせに、「ちょww ホントにあるwww」と言ってしまうような大きさです。





普段はこのステップの上から眺めるしか出来ないらしい。(そんな殺生な)





桟橋にはロケ当時の写真や、うさ&きよパネル。うさきよはギリギリだと思った。色々と。





今回は海賊船の船内に入れたのでこんな写真が撮れました(と言っても船尾と舳先は入れません)





かっこよすぎて倒れるかと思った





船尾楼かっこいいー!


ロケで使ったのがこのゾーンですね。海がきれい。





兎丸との戦闘シーンの最後で、清盛が宋剣を振りかざしたあとだそうです。






海賊船だけで50枚くらい写真を撮りましたよ。たのしかったー!




また、偶然にも大河ドラマ担当(ロケの時から今回の企画までを担当されている方。多分えらいひと)のホテルスタッフさんからお話を聞くことが出来まして
ロケでのエピソードなどをたっぷりお伺いすることが出来たうえに、他にも色々と良くしていただいたので、私としてはほんっとに心からお勧めしたいのですが
9月からは海賊船は外から見るだけになってしまうし、スタッフさんだって常駐ではないので、そのへんご了承のうえ、という感じです。
なお、シャトルバスは1時間に2本なので、海賊船ゾーンでの滞在時間は30分が普通です。長い人は1時間。私は1時間半いました。