2012年8月26日日曜日

<旅行記5日目 広島&壇ノ浦>

5日(広島&壇ノ浦)
朝 広島 → 厳島神社・宝物館・平清盛館・平清盛神社 → 壇ノ浦へ移動 → 昼 下関着 → 壇ノ浦・門司散策 → 夜 東京着

朝8時、JR広島駅から宮島へ。レンタサイクルで厳島神社・宝物館・平清盛館(宮島歴史民俗資料館内)・清盛神社見学。
ちょうど月例祭(?)の祭事をしていました。
神事が帝の仕事であり、帝が政治のトップであることを考えると、「まつりごと」の意味がなんとなくわかるような気がしますね。

こんな超有名観光地をわざわざレビューすることもなかろうと思うので飛ばしますが
大河好きの場合、美しい社殿を歩いていると、脳内で大河キャラが喋り出して面白いのではないかと…。
私の場合、盛国が「すばらしいものが出来ましたな、殿…!(感涙)」とか言い出したり
兎丸が「おもろい!!海の上に鳥居とは、おもろいやーん!!」などと言い出しました。





ひろしま清盛(フェミニン)もそれなりにいます。駅前にもちゃんと大河のポスターが展示してあります。






<清盛神社>


平清盛館から徒歩5分くらい。知らない内に神様になっていた…。

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【山口県&福岡県(壇ノ浦)】

最後は2県の間にまたがる壇ノ浦です。
JR下関(山口県)とJR門司(福岡県)ゾーンですが、JR下関前で下車したところ
どうも大河ドラマというよりか、今年は巌流島400年記念だそうで、そっちが強かったです。
駅構内に観光案内がありますが、清盛マップ的なものはないので、普通にレンタサイクル用の地図を貰って
駅前で自転車を借りて史跡方面へ向かいます。レンタカーもあり。なお、レンタサイクルは8時までです。(坂出より夜が遅い)


駅周辺の海は「どうも!北九州工業地帯ですッ!!」という顔をしています。
音戸や宮島が、想像力をかきたてられる場所だったギャップもあって
相当に想像力を働かせないとこの海の下に都は見えないぞ…と、初っぱなちょっとくじけかけた。
自転車で15分くらい走ると赤間神社があり、この辺までくると工業地帯の顔が薄れてきます。


<赤間神社>
所要時間…宝物殿含めて30分 境内参拝自由 宝物殿は17時だったような…
お手洗い…あり
駅から…JR下関駅から自転車で15分







ここはちゃんと大河大河していた。(しかし人はいない)逆に言うと下関で大河ポスター見たのはここと駅くらい。







平家一門の墓。なんとも言えない気分になりました。



神社から見下ろすと、壇ノ浦の海が見えます。



ここで面白かったのは宝物殿。
平家一門の肖像画や、源平絵巻の屏風(各場面について簡単な解説付き)などがあり、飽きません。
展示品の美術的価値は私には分かりませんが、壇ノ浦でこれを見る!ということに意味がある気がします。



<みもすそ公園>
所要時間…ふらっと見て写真撮るだけなら5分
駅から…JR下関駅から自転車で20分




<コメント>
赤間神社から、海岸の細い道を走っていくと急に見えてくるのがこの像。
公園というか…ロードサイド?という感じでした。車の中からでも見えます。
「義経」での役者さん(義経=タッキー、知盛=阿部寛)の手形もあります。
奥の橋は関門自動車道。この下を人道が走っており、自転車も渡れるというので行ってみました。
エレベーターで地下まで降りて、歩いて壇ノ浦の海を渡ります。




平家一門の鎧や遺骨が、たとえば海底にわずかに残っていたとしても、工事の時に塵芥と一緒に埋められるんだろうなぁ、
そういうのが積もり積もったのが歴史で、言葉どおり、その上に今があるんだなぁとかぼんやり考えた。




なぜ門司(福岡県)側に渡ってからのことも書くかといいますと、こっちの方が静かで、浸れたからです。




お天気も回復して、この波の下なら都もあるかな…と思えるような景色に。
駅までサイクリングロードがあり、海沿いにベンチなどもあったので、自転車を止めて座って、少しだけ平家物語を読みました。
暑かったですが、こういうのは一人旅の贅沢だなと思います。

神戸のドラマ館のパネル展示にて、脚本・藤本有紀氏が
壇ノ浦での平家一門の壮絶な散り様を評して「これは敗北ではないのだ」と言わんばかりの…と記していましたが、
ドラマの最終回を、果たしてどんな気持ちで見ることになるのか。
今から少し寂しい反面、とても楽しみです。



JR門司駅まで自転車で15分。そこから関門連絡船に乗り、海を渡り、唐戸桟橋からJR下関駅へ。
そのままJR小倉駅経由で、新幹線で東京まで。土曜の深夜0時半に帰宅でした。
くたくたでしたが、とても楽しかった!トラブルもなく、本当に快適な旅でした。
大河ドラマという1年間のお祭り騒ぎ、十分に堪能させていただきました。感謝です。



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・旅まとめ
ツイッターで実況しながらの一人旅だったのもあって、フォロワーの皆様が構ってくださったり
いろんな情報をくださったりして、非常に楽しかったです。
時間が足りず、近くまで来たのに行けなかった場所なども多くありますが
またおいおい辿ってゆければ、と思います。

おつきあいいただきありがとうございました。

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